『腸内環境』を整えると『免疫力』がUPする??

免疫』と『腸内環境』にどのような関わりがあるのかご存じでしょうか??

最近ではコロナウイルスの影響もあり『免疫力』という言葉をよく耳にするようになりました。皆さんの中でも『免疫』に対して意識が向くようになったのではないでしょうか。

コロナウイルスに限らず、これまでもインフルエンザやSARSなど様々な感染症が流行しています。そして、それらウイルスに対して薬やワクチンが開発されていますが、それでもインフルエンザを例に挙げると、毎年1万人もの死者が出てしまっているのが現状です。

コロナウイルスに関しても薬やワクチンが開発されて少し安心出来ますが、それでもインフルエンザ同様に毎年毎年死者が出てくるということは予測されるでしょう。

このように私たちは今後もウイルスと闘いながら生活しなければならないのです。

では、ウイルスと共生する中で何が一番大切なのか?? その答えが『免疫力』なのです。

そこで、この記事では『免疫』と『腸内環境』の関係性から、『免疫』を上げるためにはどうすれば良いかについてお話ししていきます。

是非、最後までお付き合いください!!

免疫力とは

この世の中にはインフルエンザウイルスやコロナウイルスなど様々なウイルスが存在しています。それらウイルスは毎年のように発生するため、私たちは今後もそれらウイルスと共生していかなければなりません。そこで、ウイルスに負けず生活していくためにとても大切になってくることが『免疫力』です。

では、その『免疫力』がどのようなものかについて、初めに説明していきます。

免疫の役割

免疫には以下の2種類の役割が存在します。

免疫の役割2種類

①私たちのカラダの外からくる悪いものに対し、攻撃して除去するという外来物質へ反応する役割」

②私たちのカラダの中で生まれる悪いものや、古くなりこれから悪いものに変わるであろう組織、体内で生まれるがん細胞など、体内で生まれる自己由来の悪いものを攻撃して除去するという自己由来物質へ反応する役割」

2段構えの攻撃方法

上記2種類の役割に加えて、『免疫』は2段構えの攻撃方法を持っているという特徴があります。

2段構えの攻撃方法

①体内外の悪いもののところにすぐに駆け付けて攻撃をする『自然免疫』が働く。

②『自然免疫』だけで中々倒すことが出来ないと・・・

③攻撃している免疫細胞以外で、悪いものの特徴を観察している免疫細胞が更に強い免疫細胞へ情報伝達を行う。

④情報伝達を受けた免疫細胞が、悪いものだけを集中して攻撃し、それだけに効く専門の免疫『獲得免疫』で攻撃を行う。

①~④の順に2段構えで攻撃・除去を行うことで私たちのカラダを守っています。

※自然免疫とは・・・

体内外の悪いもののところにすぐに駆け付けて攻撃をします。万能でスピーディーですが、弱いという特徴があります。

※獲得免疫とは・・・

悪いものだけを集中して攻撃し、悪いものだけに効くような専門の免疫を作って攻撃をします。悪いものに対して一点集中型であり、自然免疫と比較して強いという特徴があります。

免疫が弱まるとどうなる??

結論からお話しすると、免疫が弱まると色々なものに感染しやすくなる『易感染性』という状態になってしまいます。

免疫が低下することでアレルギーになってしまったり、カラダの全然悪くないものを攻撃してしまう自己免疫疾患(リウマチなどの膠原病など)に罹ってしまったり、悪性腫瘍が増殖してしまうなど、様々な不調を引き起こしかねません。

免疫力を上げるために

ここからは免疫力を上げるためにどのようなことをすれば良いかについて、腸内環境との結びつきから説明していきます。

免疫力と腸内環境の結びつき

免疫力を上げるためには腸内環境が良い状態であることが大切です。

では「なぜ腸内環境が良いと免疫が良くなるのか」「なぜ腸内環境を良くする必要があるのか」と疑問が出てくると思いますので、先に結論をお話しします。

結論として、私たちの免疫細胞の60~70%と過半数が腸に存在していることが挙げられます。沢山の免疫細胞が存在している腸内環境を良くすることで、免疫細胞が本来のパフォーマンスを発揮することが出来るようになります。

例えば職場が暑い、寒い、臭い、汚い、人間関係が悪いなど、私たちの仕事も環境が良くないと完璧な作業が難しいのと同じで、免疫細胞も住んでいる環境が良くないとベストなパフォーマンスを発揮することが出来ません。

更に免疫細胞は腸内だけでなく全身にも存在しています。その全身の免疫細胞に栄養を送る為には腸内環境が良い必要があります。腸内環境が良いと全身の免疫細胞に栄養を送れるようになるため、すべての免疫細胞が元気になり、免疫力がUPします。

免疫細胞にとって住み心地が良く、全身に栄養を届けることが出来る、そんな腸内環境を持つことこそが免疫力を高めていく上で一番大切になります

腸内環境を理想的にするには

それでは、免疫力を上げるために腸内環境を理想的にしていくにはどうしたらよいのでしょうか??

その答えは、腸の中に住んでいる腸内細菌である善玉菌、日和見菌、悪玉菌の割合を2:7:1にすることです。

ちなみに日和見菌は必ず7割で数が変わることはありませんので、善玉菌と悪玉菌の割合が重要になります。

前述した割合のように悪玉菌より善玉菌が多い状況が理想的であり、その時に腸内環境が良い状態と言えます。

現代人の腸内環境

悪玉菌より善玉菌が多いと腸内環境が良い状態と言えますが、現代人の腸内細菌バランスはどうなっているのでしょうか??

現代人の腸内細菌バランスは理想通りとは行かず、実際のところ善玉菌と悪玉菌の割合が逆転してしまっている人が多いのです・・・

現代人の腸内細菌バランス

善玉菌の数は理想の半分以下の0.5~1.0程度の割合になっている人が多く、便秘、アレルギー、生活習慣病などが増えている原因になっています。

逆に悪玉菌の数は理想の倍以上の2.0~2.5程度の割合になっている人が多く、腸内環境が悪いために全身へ栄養を送れず、免疫細胞の調子を悪くする原因になっています。

なぜ現代人は善玉菌が減り、悪玉菌が増えるようになってきてしまったのでしょうか・・・

理由①栄養不足

安くて、早くて、美味しい、栄養の偏りがあるファストフードやコンビニ弁当など、手軽に手に入る食事が多くなったことで現代人は栄養が不足するようになってしまいました。

栄養不足になってしまったことで、善玉菌が大好きなビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルなどを摂取出来ず、腸内細菌バランスの乱れを引き起こしています。

理由②添加物

ファストフードやインスタント食品、コンビニ弁当などには沢山の添加物が含まれており、それらをよく摂取する現代人は添加物にまみれてしまっています。

添加物とは食品が腐らないようにするために、菌が発生しないようにするために、殺菌剤や防腐剤を入れて腐らないようにしているものです。その為、「菌」である『善玉菌』も繁殖させず、殺菌されるため、善玉菌の数が減ってしまうのです。従って、腸内細菌バランスを乱すことに繋がっているのです

理由③ストレス

現代人は常にストレスにさらされています。ストレスが溜まることで自律神経が乱れると、腸内環境が荒れ、善玉菌の調子が悪くなります。その為、腸内細菌バランスが乱れてしまいます。

理由④低体温

移動するにはバス・電車・車など、家事をするには洗濯機・掃除機などと、今や便利なものに溢れ、住みやすい世の中になっています。その為、現代人は運動をする機会が減少してきています。

運動をする機会が少ないと体温は低下してしまいます。体温の低下は悪玉菌にとって都合の良い環境であり、善玉菌にとっては住みにくい環境です。その為、善玉菌と悪玉菌の割合は逆転し、理想的な腸内細菌バランスとは反対になってしまいます。

おわりに

この記事では免疫力と腸内環境についてお話ししました。様々な感染症が流行っている現代において、免疫力を上げることがとても大切であり、その為にも腸内環境を整えることが必須であることを理解していただけたでしょうか。

この先、このまま進んでいくと、現代人の腸内環境はどんどん悪くなっていくことが予測されます。何かしら手を打たないと免疫力が下がり、病気やウイルスに負けるカラダになってしまいます。

これを機に、免疫と向き合い、病気や感染症に負けない強いカラダを手に入れられるよう、対策をしていただけると嬉しいです!!

ここでは出来るだけ簡潔に、大切な部分を抜粋して書いています。この記事に書いてあることが全てではないので、別の記事も合わせて読んでいただけるとより理解が深まると思います。

それでは今回はここまでです!!これからも皆さんの力になれる情報を発信していきますので引き続きよろしくお願いいたします。

健康

Posted by とび